Home
Site
Profile
Novel
Guest book
Blog
Work
Link
Contact
More
婚約者であるルパートとの挙式の話をするべく、両親とドゥヌカ城へと向かったリオノーラ。だが婚約者のルパートは亡くなったと聞かされ、更に彼の代わりに婚約者となったのは、リオノーラを幼い頃に苛めていた弟のアラステアだった。 突然のことに動揺するリオノーラへと、アラステアははっきりと告げる。 『恋人へ囁くような甘い言葉は吐かないし、愛を語ることもない』と。 だがリオノーラはアラステアの優しさに徐々に心惹かれていく。
番外編だけ収録中です。
平穏な日々を送っていたエルーテの屋敷へ訪れたのは、悪魔公の名で有名なラルケス・ウィストリアム。彼がやってきた目的は、姉のニーナを妻として迎え入れることらしい。だが姉には、将来を誓い合った想い人がいる。
困ったエルーテは兄に相談をするものの、「ニーナの代わりにエルーテがウィストリアム公爵と結婚をすれば?」と丸投げされる。仕方がないので、エルーテはラルケスと直接対話をするため、彼の領地へ赴く。 ところが彼と再会したエルーテは、思わぬ扱いを受けることになる。
彼女はそこで、蕩けるように甘やかしてくる後輩や、ぶっきらぼうな幼馴染み、そして二人のいとこである意地悪な先輩と出会う。
だがある日、リアは彼らの秘密を知ってしまう。
「僕たちの存在が露見すると困るから、彼女は殺すしかない」
安息の日々は終わりを告げ、闇の帳がおりる。